作業日誌 2月

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2月26日
ナナホシテントウムシは虫です。

ナナホシテントウムシとはあの背中に七つの星のあるあの虫のことです。
誰でも知っていて、こども達の大好きなあのテントウムシです。
そのテントウムシがある日「農薬」に指定されたらどうしますか?
でも、そんな笑うに笑えないような話が、あるのをご存じ?

今、農薬取り締まり法の改正にともなって、「ナナホシテントウムシ」や「重曹」「食酢」が特定農薬の指定を受けようとしています。
以前は「牛乳」や「にんにく」「唐辛子」や「木酢液」等もその特定農薬の候補に入っていましたが検討の結果、とりあえずは判定保留とのこと。
でも、ナナホシテントウムシは特定農薬の候補なのだそうです。
「アイガモ」は難を逃れ農薬でないと見なされたようです。
なぜ、アイガモはOKで、テントウムシは特定農薬になってしまうのでしょうか?
私には分かりません。

牛乳も唐辛子もニンニクも木酢液もアイガモも農家がいかにして農薬を使わないか、あるいは減らすか知恵を絞った技です。何度も失敗し繰り返し試験し実用化にこぎ着けた知恵です。
特定だろうが無かろうが、机上だけ分類し、ましてや法律にされたのではたまりません。
言葉のまやかしか言葉遊び・・そんな気がしてなりません。
テントウムシは虫です。牛乳は飲み物です。アイガモは鳥です。
なぜ、そんなあったり前な事が、現場を離れた机の上にのってしまうとテントウムシは防除の役目があるから「特定農薬」何て定義になってしまうのでしょうか。

だから、私たちは自分たちの野菜は自分たちで語ろうと思い始めたのです。
現場の分からない人たちに私たちのことを決めて欲しくない。
ましてやねじ曲げられて語って欲しくない。
自分の野菜は自分で語ります。

誰がみてもテントウムシはテントウムシ、牛乳は牛乳。アイガモはアイガモ。
食べてくださるお客様の方が良くご存じです。
それが「特定農薬」と呼ばれる物かどうかも一目瞭然。
あまり頭が良すぎるのも問題ですね。
きっとこの案を考えた人たちも、大学も出、幼稚園だって名門だったことでしょうに。
幼稚園の先生は「テントウムシは虫よ」と教えてはくれなかったでしょうか。
きっと触った事が無かったのでしょうか。かわいそうに。
今頃、畑の畦にはお日様を受けてオオイヌフグリの下から「そろそろ、出番だ」と天をあおいでいますよ。テントウムシ。
みたければいつでもイーハトーブにいらっしゃい。
テントウムシが何者か。黙っていても分かるから。そしたら???な発想は出てこなくなるでしょう。

今日は珍しく、意地悪な日記だったでしょうか。


2月22日
人参の収穫最盛期
人参の収穫が始まりました。
人参は一回にトン単位で引いていくのでそれはそれは腰にきます。
この時期は一雨ごとに春に近づき、野菜達はにょき、にょき延びるので油断できません。
ニューフェイスの研修生を迎え、活気ある畑です。
2月19日
さてなんの会合?

えい町でHPを持っている面々が一緒に会おうか。ということになり、「山脇さんもどお?」と声をかけてもらったのです。
「どうやって、頴娃町をHPで知ってもらうか」
「もうちょっとブロードバンド何とかなんないかいな?」
「陸の孤島はインターネットで救えるぞー」
と元気な会話は深夜まで・・。
私は「なるほど、なるほど」頷くのみ。
でも、楽しかったよー。

2月18日
芋の伏せ込み

春の気配を感じながら、今年の芋がスタートしました。
収穫は夏だけど、準備はすでに始まっているのです。
今年は少し遅れたけど、準備はきっちりいい感じでできました。
こうやって種芋を並べ、土をかけてハウスの中で保温します。
紅さつまも紫芋もコガネも安納も準備OK。

元気な苗、でておいでー!
2月14日
出動

うちのお父は、自治消防団に入っています。
どこの田舎も、20代〜の男衆は入りますよね。
もう、すっかり寝入ったAM2:30。サイレン。
思わず、もう朝かと思ったぐらいぐっすり。飛び起きて出動でした。
15分ほど離れた集落の人家火災でした。家、倉庫、車庫、隣家(空き家)が焼ける火事でした。
帰宅したのは4時前だったでしょうか。
皆さん、火の元には気をつけましょうね。
残念なことに、犠牲者も・・。
2月13日
食ってるー!

今年は暖冬と言ってた割りに寒かったなー。
寒いとまた寒いで、とんでもないことも起こるのですね。
これです。これ。
白菜。一番山手の畑。通称「みかん山」ってよんでる畑の白菜。
食われてるー!犯人はヒヨドリです。
まあ、見事に食っちゃってます。
それも一個や二個じゃない。畑ぜーんぶ。全部ですよー。畑一面、この様子が広がっています。すっかりお手上げです。
「ヒヨドリ、うまかったか?食っちゃたからには、仕事てつだいな−。」(=_=)
と叫ぶそばから、飛んでくよ。
「おい、おまえだよ〜。」
2月7日
デジカメ忘れたあ〜?

今日は収穫フル稼働。お天気もいいし仕事は気持ちよく進み、しかし、ラジオは「明日は雨」といやーな予報をしゃべってる。
そこで、夕方からトラクタでライトをつけての収穫に突入。
トラクタ、軽トラ、ワゴン
車のライトをつけて大根引き。南の鹿児島だからできること、雪国の人から考えるとこの2月に夜の収穫?
そこで、「デジカメ忘れたあ〜?」これを大失敗といわず何を大失敗と?
これが、収穫した大根。
やっぱり、大根引きのライブ写真からすると迫力不足。(-_-)
次はカメラ忘れずに、「おっ!」て写真お届けしますね。
でも、夜の収穫も結構ワクワク。
たまにならOKだね。毎日だと困るけど。

2月6日
北海道立農業大学校

今日は、北海道立農業大学校の先生がイーハトーブの畑を視察にみえました。
無農薬栽培の畑がどんな様子なのか、自分たちの目で確かめ、農家から直接聞き取りをするために来られたとか。まあ、遠路はるばるよくおいで下さいました。
私たちは北海道の農業について少しでもお話しが聞けたことの方が大収穫。
北海道の農大もとても魅力的で、お話しを聞きながらできることなら学生時代を北の学校で過ごしてみたかったと思うことでした。

なんとその北海道農大出身の農家に友人が。夕張郡由仁町で椎茸の栽培をしている北井友章さん。友人であり先輩であり、暖かいHPを作る方です。椎茸の味?もちろん妥協しない見事な味!肉厚でうまい。
去年11月福井でお会いしたときいただきました。(^O^)
南とは違う、北の農家の暮らしぶり。一度たずねてみてください。私の好きなHPです。
北井農園はここをクリックしてどうぞ。



2月5日
てっちゃんのその後

そう言えば、てっちゃんの畑のてっちゃんどうなったの。と思っている方もいるのではないでしょうか。写真は出てこないし・・。
てっちゃん、最新情報!
てっちゃんはイーハトーブで仕事をしながら、頴娃町内に畑を探していたのですが、20アールほどの畑がついに見つかり、主になりました。安心して。

先日、「まだまだ農業だけでは食ってはいけないし、昔やってた書道の腕で塾+農業でスタートします。」と近況報告に来てくれました。
もちろん自分でまいた種で収穫もしたようで「自分の野菜食った」といってました。
そう、農業専業でなくてもそんな農業もありだよね。

田舎で画家+農業。焼き物+農業。染め物+農業。歌+農業。作家+農業なんてことやる人、頴娃の町においでー。(でも、どちらも一本立ちするには厳しい仕事だな(*_*))
いやいや、はじめっから大きくなくていいんだ.。最初はバイトしながら一本立ちすれば。好きなことやるのは都会でなくてもいいんじゃないか。ってお話し。
もちろん、農業専業ってのもかっこいいぞー。

2月3日
豆まき

朝からラジオは節分の話題でいっぱい。
1日ネギ畑で堆肥まきをしながら豆談義が・・。
仕事は春のような陽気の中気持ちいい1日でした。
だって明日はもう立春だもんね。
そして今。パソコンのキーボードをたたく私の頭の上を豆が、豆が飛んで・・・。
あたっ。(>_<)
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