さつま芋農家の作業日誌 2011年6  

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6月3日  忘れてはいけない話をもう一つ

玉ねぎの収穫と深ネギの収穫に追われた5月、もう一つ忘れてはいけない話があります。
5月半ば、気温も急に上がりそら豆も一気に出来上がってきました。気温が上がると劣化も早いです。お客様の手元に届いた時、豆の状態がよくないミスをしてしまいました。「到着時お豆の鞘も実も色がよくなかったですよ。」お客様からのご連絡。こんなご迷惑をかけてしまうのはもってのほかです。長いお付き合いのお客様、お怒りというより丁寧なご指摘とその後「天候が不順だと育成、収穫に加えて配送にも大きな影響が生じるので、あらためて農作物の取り扱いのむずかしさを実感しました。秋のお芋も楽しみにしておりますので、宜しくお願いいたします。」のメールをいただきました。
山脇農園のホームページを開設してまもなく8年になります。いつでもお客様のお気遣いと教えてくださる数々のことが私達を育ててくださっているのだと再認識した出来事でした。


6月2日  ありがとう




5月出荷と植え付けの洪水に押されて、ホームページの更新が滞ってしまいました。大変失礼いたしました。
5月の思い出としてこの写真だけはUPしたくて6月に最初に登場となりました。宮城県仙台市のお客様からいただいたカーネーションです。
さつま芋のご注文をいただいたのが3月11日。その午後あの大地震、ご無事かどうか気を揉んでいましたら2週間ほどのち、連絡をいただきほっと一息。さつま芋と少しばかりの乾物、ココア、チョコなど保存の利く品物を一緒にお送りさせていただきました。きっとお嬢さんではないかと思っていましたらかわいい3人の子どもたちのいる若いママさんでした。3人のお子を連れてよくぞ避難されたと思わず送られた写真に涙が溢れました。
写真にはココアやチョコを嬉しそうに喜ぶ小さな笑顔が3つ。その後の母の日にこの花をいただきました。ご実家で避難生活を送りながら、鹿児島の私にまで花を贈ってくださる心遣い。ありがたく。ありがたく。一日も早い復興と穏やかな日常が戻ってきますよういのるばかりです。


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