架空の村イーハトーブ

                                                               

           



イーハトーブは架空の村です。
何の呪文?と聞かれることもしばしば。宮沢賢治が作品の中に登場させた架空の村の名前です。
自分たちの農業のスタイルを変えた7年前からこの名前を使ってます。
賢治がその村にどんな夢を託していたか、そこまではわかりません。
でも、優しさに包まれた村ではなかったかと想像するところです。
私たちも、私たちの野菜を食べてくれる人たち、そしてこの鹿児島の南端で出会う人たちと厳しくも暖かくつながって行きたい。その気持ちの”村”としてイーハトーブと名付けました。

昔見た映画に同名の映画がありました。
小さな村の分校とそこに住む村人のお話。村の持つ意味、価値、機能、そんなものを今一度問い直し、考えて見たいですね。

若い芽
7年前から急に若い人たちが、我が家を訪ねてくれるようになりました。
いやー、狭くて子沢山の我が家に、、。風呂は薪風呂だし、泊まりは厩の二階だし、扇風機の蚊取り線香だし。でも、一緒に畑仕事をして、暇を見つけて開聞岳に登ったり、露天風呂入ったり、海で泳いだり皆上手に田舎を満喫してゆきます。
彼らと過ごしてみて、有機農業という言葉の中に、都会で抱えた疑問の答えをここに来て見いだそうてしているように感じます。
出会った人たちは皆、一生懸命で感性が柔らかく、新しい発見をさせてもらっているのは私たちの方です。
自然環境のこと、生きかた、夢、地球規模の話からささやかな恋の話まで話題はつきることはありません。
都会に帰ってゆく人、鹿児島に定住を決めた人、農家に嫁いだ人、留学、協力隊で海外に出た人、皆様々なところでがんばっていますが長いおつき合いをさせていただいていることはありがたい事です。
皆、見えない村の村人です。時々ふらっと訪ねてきたり、メールや手紙が届いたり、やはり架空の村は村としてみんなの中にあるようで。
私たちは変わらずここにいるよ、いつでも帰っておいで。
そして、さらに多くの村人に出会って行きたな。
                                  by ノラ



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