さつま芋質問箱 
〜なぜ、種芋〜

さつま芋の床は「種芋の伏せ」こみ方式

今、一番新しい技術はバイオ苗(優良さつま芋の成長点を採取して、無菌室で育てた苗)を使うのが主流です。
では、なぜ昔ながらの種芋を伏せこむ方法をとっているのか。

バイオ苗は色、艶、形と三拍子揃って優れているのですが、苗床で無菌で育てると畑も極力無菌に近い環境を作ってやらないといけない。という問題が出てきます

我が家の畑は殺菌剤も殺虫剤も使わないので、どうしても虫もいれば、雑菌もいて当たり前の環境です。
そんな中でたくましく育ってもらう為には、芋そのものが抵抗力を持っていてもらわなければなりません。答えは先人たちがやってきた、畑で取れた芋から苗を取る「種芋伏せこみ」方式。
土壌消毒剤が登場する前からこの方法で苗を取り、畑は麦や米の輪作で畑の環境を整えてきました。

特別な方法ではないのです。
じい、様そのまた前のじい様方がやってこられた方法を今もそのままやっている育苗の方法です。

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