てっちゃんの畑
イーハトーブには、多くの若者がやって来ます。 旅の途中の人。農家体験をしたい人。百姓志願者。長い人は、3ヶ月、半年、1年近くのスパンで仕事をする人たちもいます。 滞在が短い人も長い人も皆それぞれに個性的で印象深い人たちでしたね。 我が家では、種まきから収穫までいられる人(百姓志願者)には畑を貸す事にしています。特に有機百姓志願の人にはバイト料ではなく出来高制を。 畑を貸す、作り方も教える。あとは自分で育てた野菜を自分で販売してその売り上げは君の物だよ。と言う形です。 種まき、管理、収穫、販売と一通りのことは私たちの知識を伝授します。 いろんな形をやってみましたが、本気で百姓を志す人にはこのやり方が一番身に付くという結論に至りました。 仕事をしながら仕事を覚える。 私たちは自分たちの時間と知識を彼らに差し出し、彼らは働くという形で返してもらっています。 手間返しの形です。 田舎は、金や損得で割り切れないことがいっぱいあります。 手間には手間で返す。いただいた時間は手伝うという時間でお返しする。 バイト料という甘えは利かないので、皆真剣です。 この10月からまた一人の青年が長い道を歩み始めました。 竹ノ内鉄朗君(28才) みんな親しみを込め「てっちゃん」と呼んでいます。 その、彼の畑をご紹介。 2002 10 25 |
てっちゃんの畑 |
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てっちゃんの地下足袋。 それまで運動靴だったのを「これでは仕事が出来ませんね」と買ってきた一足。まだ、真新しいうちに一枚。 |
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人参の畑のとなりに彼の畑を作りました。 トラクターに乗っているのはお父、今日はお父の出番はカットされてしまいました。ゴメン。 |
そこで、母@ノラ登場。 働くてっちゃんの前に立ちはだかる丸い顔。 二枚目の彼のアップは次回のお楽しみ。 ごめんねー。 |
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てっちゃんの播いた小松菜が芽を出しました。 きれいな芽です。 頑張って本物の百姓になってほしいな。 なんだか嬉しい、発芽だよー。 |
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