鹿児島発 2008 台風13号 2008.9.10〜19
〜とにかく早く行ってくれ〜

とにかく早く来てくれ!などと書くと不謹慎のようですけど今回の台風は発生からすでに10日あまり、台湾付近で停滞、深ねぎの定植、人参の種まきができずに待たされるばかり。進路予想は確実に南九州直撃コース。それなら早く来て、早く行ってくれー。そう思いながら、被害のことを考えると一晩、一晩が長く感じられます。





8月下旬から続いた長雨がやっと上がり、人参やほうれん草のための畑の準備がほぼ整った9月9日にはすでに南の海上では台風13号が発生。ここから10日あまりの足止めが始まるとこの日は思いもしませんでした。

 9月13日・14日・15日




台風の進路図を気にする毎日。
秋雨前線を刺激し台風本体が来る前からまたもや長雨。とにかく手も足も出ません。
9月16日




15日からわずかに雨の切れ間が、16日まで小康状態となり急いでさつま芋の収穫にかかります。土が雨を含んで重い。




雨が降らない間に郵便局へ行きます。息子の大学入試の願書です。
「台風の影響で交通に遅れが出るといけません。大きな本局まで行ってください」先生の言葉に、こんなところにも台風の余波だ。気を引き締めて大きな局に持ち込みました。今回は願書だったけどこれが受験当日だったら大変だ。とヒヤリ。
9月17日


17日になりやっと台風の本体が動き始め、地元のラジオはひっきりなしに各地の交通情報、危険箇所の案内を続けています。
この風が来ることを予想して、植えずにおいた深ねぎの苗。いつもならすでに定植を終えて根付いている頃です。しかし焦りは禁物、とにかく台風が行過ぎるのを待つのみです。
幸い、昨日収穫したさつま芋の出荷調整をしています。雨、風は時間を追うごとに強くなってゆきます。もうすぐ12時。おそらく子ども達の集団下校の連絡が入るはずです。
9月20日







人参を蒔く予定の畑です。草の種を抑えるために8月下旬からマルチをかけて地温を暖めて準備します。そのマルチがはがされていました。でもまだ種が流されたわけではないので何とか修復可能です。ここから先は手作業で張りなおしてゆきます。この作業が終日続きました。まだ人的被害や家屋に被害がなかっただけでもありがたいことです。


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