鹿児島発　2004　台風2３号　2004.10.19～20
～ここまでくると疲れだけが・・・～

人参も播き、大根も大きくなり始め、玉ねぎの苗も伸びてきた今週、台風２３号の襲来。
今、野菜がやられると一年間が暮らせなくなります。息苦しい一昼夜でした。

台風通過後の前原海岸です。
青空が不思議な明るさに見えました。

　１０月１９日

	台風通過前の１９日夕方、人参の芽を見に行ってきました。やっと土から上がってきたばかり、どのくらいの風が吹くのか・・・・。
芽を出したばかりの大根。朝からの雨で土が跳ね上がっていました。この大きさで台風に耐えられるのか心配です。前回の２１号の時は多くの農家が蒔き直しをしました。でも、今回は時期が遅い。寒さが確実にやってきています。もう播きなおしは出来ません。

１０月２０日

	まだ、風が強く、大根がなびいていました。畑の向こうは開聞岳です。
しばらく走ると青空が。季節は１０月下旬。台風には似つかわしくないススキが光るのが目立ちます。風は秋風、冷たかった・・。
	町の中心部のビニールハウス、風にあおられて白く光ります。これは今回の風ではないのです。１９号、２１号の時の修復が終わっていないのです。仕事が追いつかないというより、中の作物も全滅に近いのでビニールをはる必要がなくなったと言ったほうが正確です。

夕方もう一度畑に行くとビニールは吹き飛び苗は荒れていました。
台風通過後の風がかなり強く一日中吹き荒れていました。
さすがにため息・・・。

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